宮崎牛と佐賀牛、どちらが美味しい?それぞれの特徴を解説!
日本は和牛のブランドで知られており、各地にはその土地独自の和牛ブランドが存在しています。その中でも九州で評価の高い宮崎牛と佐賀牛。
これら二つのブランド牛はどちらも非常に高い評価を受けていますが、その味や特徴にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は宮崎牛と佐賀牛はどっちが美味しいのか、それぞれの特徴について解説していきます。
宮崎牛と佐賀牛の味は似ている
まず、宮崎牛と佐賀牛の味が似ている背景には、地理的な位置やブランド牛としての定義が影響しています。
両県は九州地方に位置しており、気候や地質の共通点から似た肉質が生まれるとされています。
しかしながら、定義などは少し異なる点がありますので、解説していきます。
佐賀牛の特徴
佐賀牛は佐賀県の清らかな水、澄んだ空気、穏やかな気候のもとで育ち、JAグループ佐賀管内で飼育されます。
肉質は公社日本食肉格付協会の最高基準“5等級及び4等級の脂肪交雑-No7以上”を満たすもののみが「佐賀牛」として選ばれ、全国に約300以上の黒毛和種ブランド牛の中で最上位クラスに位置づけられています。
牛はストレスの少ない環境で熟練の技術で育てられ、赤身にはきめ細やかなサシが特徴。
佐賀牛は、A4ランクのBMS7以上とされているため、実質的にはほぼA5の牛肉という高い品質を持っています。この基準により、サシや脂身が豊富で、口の中でとろけるような食感を持っています。しかし、幅広い牛肉が評価対象となるため、時には味のブレや個体差が出ることも。
宮崎牛の特徴
「宮崎牛」とは、宮崎県で生まれ育った黒毛和種を指し、日本食肉格付協会の基準の肉質等級5等級及び4等級を満たす牛肉です。
特定の種雄牛を一代祖に持ち、全国や海外に500店舗以上の宮崎牛指定店があり、一貫した体制で肉の生産から販売まで行われている。
宮崎牛は、A4以上というランク付けがされており、その品質は日本6大和牛の中に数えられるほど。
特に宮崎県では独自の生産方式を取り入れており、味の安定性が非常に高いとされています。
宮崎牛と佐賀牛はどっちが美味しい?
宮崎牛と佐賀牛はどっちが美味しいは一概にはいえません。
しかしながら、宮崎牛は日本6大和牛に数えられることもあり、味の安定性が高いことから、佐賀牛よりも人気や知名度の高い牛肉であるといえるでしょう。
もちろん佐賀牛も高い飼養技術や恵まれた環境の中で使用されており、宮崎牛にそん色ありません。
両牛ともに日本の和牛ブランドの中で高い評価を受けていることは間違いありません。一度、それぞれの特徴を楽しみながら、味わってみることをおすすめします。
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