タスマニアビーフとオージービーフの違いを徹底解説
オーストラリア産ビーフの二大ブランド、タスマニアビーフとオージービーフ。
これらの牛肉はそれぞれ独自の特徴を持ちます。
この記事では、それぞれのビーフの飼育方法、肉質の特徴、価格帯の違いについて徹底解説していきます。
タスマニアビーフの特徴
タスマニアビーフの特徴は下記の通り。
- 産地と環境: タスマニアビーフはオーストラリアの南海岸に位置するタスマニアで生産されます。この地域は公園や保護区が中心となっており、大自然が有名です。オーストラリア本土よりも高品質のフルーツや海鮮類がとれることで知られています。
- 飼育方法: タスマニアビーフは牧草を主な飼料として育てられています。成長ホルモン剤、抗生物質、遺伝子組み換え飼料は使用されておらず、健康を害するリスクが非常に低いとされています。
- 肉質の特徴: タスマニアビーフは赤身肉が特徴で、肉本来の味わいが強調されています。脂肪分が少なく、さっぱりとした味わいが楽しめる赤身肉です。
- 人気と価値: 日本ではタスマニアビーフの人気が高まっており、ストレスのない環境で育った牛はジューシーな旨味を持った赤身が特徴です。
オージービーフの特徴
- 飼育方法: オージービーフは牧草飼育(グラスフェッド)と穀物肥育(グレインフェッド)の両方の方法で飼育されます。
元々はグラスフェッドが主流でしたが、近年ではグレインフェッドの牛肉の生産も盛んです。この飼育方法は日本の消費者のニーズに応じた牛肉を提供するためのものです。 - 肉質の特徴: オージービーフは赤身肉が特徴で、サシ(霜降り)が多く入った牛肉は好まれない傾向があります。
グラスフェッドの牛肉は肉質がやや硬く、脂質が少な目で香りが強いです。一方、グレインフェッドの牛肉は脂質が多めで柔らかい肉質が特徴です。 - 国際的な輸出: オージービーフはオーストラリア産の牛肉の通称であり、オーストラリアは世界有数の牛肉輸出国です。日本をはじめ、世界各国に輸出されています。日本では輸入牛肉の大半をオージービーフとアメリカ産牛肉が占めており、歴史的、量的な繋がりが強いとされていま
タスマニアビーフとオージービーフの主な違い
タスマニアビーフとオージービーフの主な違いは下記の通り。
- 飼育方法: タスマニアビーフは牧草を主な飼料とする一方で、オージービーフは牧草と穀物の両方を使用する多様性がある。
- 肉質: タスマニアビーフは赤身でさっぱりとした味わいが特徴。オージービーフはグラスフェッドとグレインフェッドによって、硬めの肉質から柔らかい肉質まで幅広い。
- 利用シーン: タスマニアビーフは高級レストランでの使用が多いのに対し、オージービーフは家庭料理から高級レストランまで幅広く利用される。
タスマニアビーフとオージービーフの価格帯の比較
タスマニアビーフとオージービーフの価格帯の比較は下記の通り。
オージービーフの価格帯
商品名 | 総価格(送料込み) | 内容量 | 100gあたりの単価 |
ステーキ肉 2キロ ブロック | 9,960円 | 2kg | 498円 |
ステーキ肉 2キロ ブロック (送料無料) | 9,980円 | 2kg | 499円 |
プレミアム グレインフェッドビーフ ヒレステーキ 2kg | 44,352円 | 2kg | 2,218円 |
熟成肉 Tボーンステーキ 約400g | 4,791円 | 400g | 1,198円 |
オーストラリア産牛肉切り落とし 350g | 1,598円 | 350g | 456円 |
ローストビーフ ブロック500g (送料無料) | 2,999円 | 500g | 600円 |
牛肉コマ切れ 1kg | 2,850円 | 1kg | 285円 |
BLACK ANGUS 肩ロースステーキ 3ポンド | 7,308円 | 1.36kg | 537円 |
イチボステーキセット(5枚セット、1.25Kg) | 7,390円 | 1.25kg | 591円 |
ランプステーキ(250g) | 2,790円 | 250g | 1,116円 |
イチボステーキ(250g) | 2,770円 | 250g | 1,108円 |
フィレミニョン、テンダーロインブロック、グラスフェッド牛肉(500g) | 6,390円 | 500g | 1,278円 |
サーロインストリップステーキ、グラスフェッド牛肉(250g) | 2,630円 | 250g | 1,052円 |
リブロースブロックグラスフェッド牛肉(1kg) | 7,750円 | 1kg | 775円 |
ブロックで販売されている商品が多い傾向にあります。
およその価格帯は下記の通り。
- 切り落とし、細切れ・・300~450円
- ロースステーキ、ローストビーフ・・500円~600円
- テンダーロイン、ランプなど人気部位のステーキ・・1,000~1,300円
タスマニアビーフ
タスマニアビーフは販売されている件数が少ないですが、楽天市場での価格帯は下記の通り。
商品名 | 重量(g) | 価格(円) | 100gあたりの価格(円) |
---|---|---|---|
最高品質牛肉 牛すじ | 250 | 2,578 | 1,031.20 |
グラスフェッドビーフ トマホークステーキ | 800 | 14,300 | 1,787.50 |
トップバリュ グリーンアイナチュラル タスマニアビーフ ローストビーフ | 600 | 7,290 | 1,215.00 |
〖冬ギフト〗タスマニアビーフ かた(みすじ)焼肉用 | 500 | 5,184 | 1,036.80 |
〖冬ギフト〗タスマニアビーフ ばら(三角ばら)カルビ焼用 | 500 | 6,264 | 1,252.80 |
〖冬ギフト早得〗タスマニアビーフ かたロースすきやき用 | 500 | 4,665 | 933.00 |
〖冬ギフト早得〗タスマニアビーフ かたしゃぶしゃぶ用 | 500 | 3,868 | 773.60 |
〖冬ギフト〗タスマニアビーフ ロースしゃぶしゃぶ用 | 440 | 5,724 | 1,300.91 |
〖冬ギフト〗タスマニアビーフ サーロインステーキ用 | 600 | 7,344 | 1,224.00 |
100gあたり単価はどの部位でも平均的に高い傾向にあります。
オージービーフの相場よりも全体的にやや高めに推移していると言えるでしょう。
まとめ
タスマニアビーフとオージービーフは、オーストラリアが誇る高品質なビーフブランドです。
それぞれ独自の飼育方法、肉質の特徴、そして価格帯が異なり、消費者に様々な選択肢を提供しています。
タスマニアビーフは、環境保全が重視された地域で牧草を主な飼料として育てられ、赤身が多く、さっぱりとした味わいの肉質が特徴です。
一方、オージービーフは牧草と穀物の両方を用いた飼育方法で、グラスフェッドとグレインフェッドの肉質に幅があります。グラスフェッドの牛肉はやや硬く香りが強いのに対し、グレインフェッドは脂質が多く柔らかいです。
価格帯に関して、オージービーフは比較的手頃な価格から高価な商品まで幅広い選択肢があります。切り落としや細切れは300~450円、ロースステーキやローストビーフは500円~600円、人気部位のステーキは1,000~1,300円程度となっています。対照的に、タスマニアビーフは全体的にやや高価格帯に位置しており、100gあたりの単価も平均的に高い傾向が見られます。
総じて、これらのブランドはオーストラリア産ビーフの中でも特に評価が高いものであり、それぞれの特徴を理解することで、消費者は自分の好みや利用シーンに合った牛肉を選ぶことができるでしょう。
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