交雑牛は食べると危険？【結論：安全です】

たまに消費者の方と話しているときに

と聞かれることがあります。

交雑牛って何？はまだ分かりますが、食べても安全なの？と聞かれることがあるのが元業界人からしたら不思議でした。

そのため、今回は交雑牛は食べても安全なのかどうかを紹介していきます。

交雑牛は安全です！【全く問題なし】

結論から申し上げますと交雑牛は安全な食べ物なので、安心して食べてください。

生産現場を知る立場からするとなぜこのように交雑牛が危険そうだと思われているのか疑問でしたが、おそらく下記の理由からかと思います。

といったところかなぁと思います。

安全な理由として挙げられるのが

ということです。

なので、正直和牛もホルスタインも交雑牛も安全性という面ではほとんど変わりません。

なので、安心して食べてください。

交雑牛は一般的に父牛が和牛で母牛がホルスタインの国産牛のことをいいます。

生産方法も和牛に近いため、乳用種というよりは和牛に近い肉質になります。

和牛ほど脂身がなく、ホルスタインほどサッパリしていない。ちょうどよい肉質が特徴の牛肉です。

ちなみに私は交雑牛が一番好きです。

和牛は油がしつこくて、ちょっと苦手ですね。

交雑牛は程よい脂身と赤肉がミックスしているので、そこまで油がしつこくなくて、美味しいです。

実際にTwitterで見てみると下記のように交雑牛を不安に思っている方がいらっしゃいました。

@yukatch 交雑牛とか廃用牛とかって衛生的にも問題がありますか？肉質と危険度って同じじゃないよなぁと思って。素人なのでさっぱりらかりません。

— Stella (@THWRLDISMINE) May 9, 2011

※廃用牛というのは乳用牛で、乳が絞れなくなってミンチ肉とする牛のこと

廃用牛はまだ分かります。（※もちろん安全ですが）

名前からしても飼養年月日が長いからなんとなく危なさそうという気持ちにもなるかと思います。

なんで交雑牛も危険と思われているのかなぁと思います。

交雑牛はおそらく名前が悪いためか様々な名前で販売されています。

これらはほとんど交雑牛です。（国産牛はホルスタイン種の場合もありますが）

という方がいますが、同じ牛肉ですので、安心して食べてください。

今回は交雑牛が危険なのかどうかを検証してきました。

ポイントは

という点です。

おすすめの品種なので、安心して食べてください。