2024.09.10

カルビとサガリの違いとは？特徴や味わいを徹底解説

牛肉太郎

焼肉で定番の部位といえば「カルビ」と「サガリ」です。それぞれ異なる特徴と味わいを持っており、好みや調理方法によって選ぶ楽しみがあります。
この記事では、カルビとサガリの違いについて、部位や味わい、食感、カロリーなどの観点から解説します。

カルビとは？

カルビは、韓国語で「あばら」を意味する「カルビ（갈비）」に由来しており、牛の肋骨周辺の肉を指します。
特に「バラ肉」として知られ、焼肉店では脂の乗ったジューシーな部位として人気です。

特徴: カルビは脂肪が豊富で、焼くと肉汁があふれ出すほどジューシーです。特に和牛のカルビは霜降りが多く、口の中でとろけるような食感を楽しめます。骨付きのカルビ（骨付きバラ肉）や、バラ肉のスライスが一般的に提供されています。
味わい: カルビの魅力はその豊かな脂肪分にあります。脂が甘く、肉汁がたっぷりなので、濃厚でリッチな味わいが特徴です。特に焼肉やバーベキューでの人気が高く、甘辛いタレとの相性が抜群です。
カロリー: カルビは脂肪が多いため、カロリーも高めです。100gあたり約300～400kcalとされており、脂肪分が多い部位ならではのカロリーの高さが特徴です。

サガリとは？

サガリは、牛の横隔膜の一部であり、内臓に分類されることもありますが、食感や味わいは肉に近い部位です。よく似た部位に「ハラミ」がありますが、サガリは横隔膜の背中側に位置します。

特徴: サガリは赤身が多く、脂肪が少ないため、比較的ヘルシーな部位です。脂肪が少ない一方で、噛み応えがあり、肉らしい食感を楽しめます。カルビのように霜降りは多くありませんが、その分さっぱりとした味わいが特徴です。
味わい: サガリは赤身の旨味がしっかりしており、脂肪分が少なく、噛むほどに肉の味が広がります。脂が少ないため、カルビと比べて軽い食感で、後味もさっぱりしています。タレだけでなく、塩やポン酢などシンプルな調味料でも美味しく食べられます。
カロリー: サガリは脂肪分が少ないため、100gあたり約200～220kcalと、カルビよりも低カロリーです。ダイエット中や脂肪を控えたい方に向いている部位です。

カルビとサガリの違い

1. 部位の違い

カルビ: 牛の肋骨周辺のバラ肉に位置し、脂肪が豊富な部位。
サガリ: 牛の横隔膜の背中側に位置し、赤身が多く、脂肪が少ない部位。

2. 味の違い

カルビ: 脂肪が多く、ジューシーで濃厚な味わい。脂の甘みが特徴で、タレとの相性が抜群です。
サガリ: 赤身の旨味が強く、さっぱりとした味わい。脂肪分が少なく、軽い食感が特徴です。

3. 食感の違い

カルビ: 脂の乗った柔らかい食感が魅力で、焼くと肉汁がたっぷり出ます。
サガリ: 赤身のしっかりとした噛み応えがあり、内臓特有の風味が少なく、肉らしい食感を楽しめます。

4. カロリーの違い

カルビ: 脂肪分が多いため、100gあたり約300～400kcalと高カロリー。
サガリ: 脂肪が少なく、100gあたり約200～220kcalと低カロリー。

どちらを選ぶべきか？

ジューシーさと脂の甘みを楽しみたいならカルビ

カルビは脂肪分が多く、焼くと肉汁があふれ出す部位です。脂っこさを楽しみたい、濃厚な味わいを求める方にはカルビが最適です。特に、バーベキューや焼肉でタレに絡めて食べると、その旨味が最大限に引き出されます。

ヘルシーで赤身の旨味を楽しみたいならサガリ

サガリは脂肪が少なく、赤身の旨味をしっかり感じられる部位です。脂っこい肉が苦手な方や、さっぱりとした食事を好む方にはサガリがおすすめです。特に塩やポン酢など、シンプルな調味料でその味を楽しむことができます。

料理に向いているのはどっち？

カルビは焼肉やバーベキューで大活躍する部位です。脂肪が多いため、焼くと肉汁があふれ出し、濃厚な味わいを楽しむことができます。タレとの相性が良く、焼き肉店でも定番の人気メニューです。
サガリは、焼肉やグリルに適しています。脂が少ないため、ヘルシーな焼肉を楽しみたいときに最適です。赤身の旨味が強く、塩やポン酢などのシンプルな味付けでさっぱりと食べるのが一般的です。

まとめ

「カルビ」と「サガリ」は、それぞれ異なる特徴を持つ牛肉の部位です。
カルビは脂の多いジューシーな部位で、濃厚な味わいを楽しみたい方におすすめです。
一方、サガリは脂肪分が少なく、赤身の旨味をしっかり感じることができるため、ヘルシー志向の方に向いています。そ
れぞれの特徴を理解し、食事のシーンや好みに応じて選んでみてください。