TPPが発効してからカナダ産牛肉の輸入が急増しています。
2019年1月~10月時の前年度対比で約80%増加しており、今後も増加していく見通しです。
イオンなどのスーパーで見かける機会も多くなってきたのではないでしょうか?
カナダ産牛肉に興味がある方にとって
- カナダ産牛肉ってよく聞くけどどんな味なの?
- 実際に食べた人の評判はどうなの?
- 安全性は高いの?
という点は気になるところですよね?
今回はカナダ産牛肉を詳細に解説していきます。
カナダ産牛肉ってどんな牛肉?
カナダ産牛肉はアメリカ産牛肉と近い味がします。
特徴してあげられるのが
- 100%穀物で育てられている(トウモロコシなど)ため、栄養価が高い
- 低脂肪
- 広大な大地で使用されている
という点です。
オーストラリア産牛肉は牧草で育ちますが、アメリカ産とカナダ産は栄養価の高いトウモロコシなどで育ちます。
そのため、
- 適度の脂身が入る
- 広大な大地で運動するので、赤みが入る
という特徴があります。
- 適度に脂身が欲しい
- 柔らかい牛肉が良い
という方に適した牛肉です。
カナダ産牛肉の安全性は?
カナダ産牛肉の安全性は高いほうです。
理由としては
- 牛に耳標(人間でいうところのマイナンバー)がつけられ、適切な管理がされている
- 飼料が法律に基づいて生産されている
- 特定危険部位を飼料として提供するのを禁止している(北米で唯一)
という点です。
牛肉が安全ではなくなるのは餌の影響です。
悪い餌を食べて病気になった牛の肉を食べて、人間も病気になるというケースがほとんどです。
カナダ産牛肉は法律に基づいて飼料が生産されているため、危険な飼料は生産されません。
そのため、安全性も高いといえます。
最も安全性については牧草で使用されているオーストラリア産及び管理体制が厳格な国産に比べるとやや落ちる印象です。
カナダ産牛肉の味の評判はどうなの?
カナダ産牛肉を実際に食べている方に味の評判を聞いてみました。
まとめると
- 柔らかくて食べやすい
- 安価で美味しい
- アメリカ産との味の差はあまりない
という意見が多かったです。
実際の評判は下記の通りです。
今年のお正月に両親がイトーヨーカドーのお肉屋さんでカナダ産のステーキ肉を買って来てくれました。
180gほどで2200円です。私が家のキッチンで調理、両面をしっかり焼いて、中はレア多めにしました。食べる時に塩胡椒を添えてつけて食べました。
何も付けなくても甘くて美味しかったです。
とても柔らかく、脂っこくなくて食べやすく、赤みが綺麗でバランスがよい味でした。脂の旨味も美味しかったです。
スーパーでカナダ産の牛肉を購入しています。赤身の多い部分を選んで買っていますが、美味しくいただいています。
カナダ産の牛肉は、火を通しても固くならず柔らかいので食べやすいです。
よく用いるのはすき焼きですが、子供も美味しいとたくさん食べてくれます。最初はカナダ産を購入するか迷いました。
やはり国産の方が味も室も良いのではないかと思いましたが、食べてみてカナダ産の牛肉が大好きになりました。
安くて美味しいのでお得感満載です。
知り合いに頂いて食べたのですが、アメリカ産やオーストラリア産と味はそれほど変わらないと思いました。
タレに浸かっていたので、そこまで硬いわけでもなかったです。
少し脂身の部分は筋が目立ちましたが、外国産の肉だったらこんなもんだと思います。
国産と比べるのはレベルが違い過ぎますが、アメリカ産とカナダ産を食べ比べてみてどちらがカナダ産かと言われたら分からないと思います。
ただ、タレをかけていない状態だったら少し臭みがあるかもしれないです。
特に獣臭さもなく肉じゃがにしても他の具材と相性も良かったです。
またステーキのうな厚めのお肉もナイフで簡単に切れて食べやすかったです。
海外産のものは硬くて食べにくいイメージを勝手に持ってましたが、これなら日本の牛肉よりもだいぶ安価でお財布には優しいなと感じております。
牛丼など煮込んだらすればさらに柔らかくなり美味しくなりそうなので、煮込み料理に向いているような感じはします。
ただ、お給料日前の救世主ではあります。
まとめ
今回はカナダ産牛肉ついて紹介してきました。
ポイントは
- カナダ産牛肉は適度な脂身と赤みが特徴
- 味はアメリカ産と似ている
- 飼料や個体を含む管理体制が厳格で安全性は高い
- 柔らかさ・安さの評判が良い
という点です。
アメリカ産牛肉よりも安価な場合が多く、質も高いです。
適度な脂身が欲しい方におすすめの牛肉です。
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