神戸牛の味の特徴は?口コミを調べてみた
日本で最も有名なブランド牛の一つである「神戸牛」。
「神戸ビーフ」とも呼ばれており、海外でも高い人気を誇ります。
しかしながら、神戸牛を食べたことがない人にとって、神戸牛はどんな味がするのか気になるところですよね。
そこで今回は神戸牛の味や実際の口コミについて紹介していきます。
神戸牛とは?定義を紹介
神戸牛は県内の良質の血統から飼養された牛で生後28ヵ月令以上から60ヵ月令以下の去勢・未経産牛です。年間出荷頭数はわずか6000頭ほど。
限られた厳選された牛だけが神戸牛を名乗れると言えるでしょう。
松阪牛は雌だけなのに対して、神戸牛は去勢も含まれます。
雌の方が脂が美味しいという評判もありますが、実際のところそこまで大差はありません。
ですので、去勢牛も未経産牛でも神戸牛であれば、高品質の牛であることは間違いないでしょう。
細かい定義は下記の通り。
〈1〉歩留・肉質等級・「A」「B」4等級以上を対象にする。
〈2〉脂肪交雑・脂肪交雑のBMS値No.6以上とする。
〈3〉枝肉重量・雌は、270kg以上から499.9kg以下とする。
・去勢は、300kg以上から499.9kg以下とする。
具体的に解説していきます。
〈1〉歩留・肉質等級「A」「B」4等級以上を対象にする。
歩留「A」「B」とは味や脂のランクではありません。
どれだけ食べれる肉がとれたかということなので、消費者にはほとんど関係ありませんので、気にしなくて良いでしょう。
ちなみに神戸牛を含む黒毛和牛はほとんど「A」です。
肉質等級4等級以上というのは脂の入り具合、しもふり具合のことをいいます。
下記が基準となっています。
(牛枝肉取引規格 日本食肉格付協会より転載)
No6~No12が4等級以上となります。
きめ細かな脂身が入っていますね。
なお、注意してほしい点は「肉質等級はおいしさのランクではない」ということです。
ですので、A5ランク和牛を提供!みたいな謳い文句はよく見かけますが、A5だからといって必ずしも美味しいわけではありません。
美味しさを図るランクは牛肉には存在しませんので、注意しましょう。
〈2〉脂肪交雑・脂肪交雑のBMS値No.6以上とする。
上記のランクのNo6以上となります。
ちなみにNo6~No7までが4等級(A4)、No8~が全て5等級になります。
つまりA5の中にもランクがあり、本来はA5のBMS12が最高ランクになるということです。
〈3〉枝肉重量・雌は、270kg以上から499.9kg以下とする。
・去勢は、300kg以上から499.9kg以下とする。
枝肉重要はあまり大きいとカットしにくかったり、形が悪くなりがちです。逆に小さいと十分な部位がとれないことも。
適正な重量にすることで、ちょうどよい分量になります。
神戸牛の味の特徴
神戸牛の味の特徴は下記の通り。
- 脂がきめ細かく、柔らかい
- 特有の甘さがある
- 融点が低く、口の中でとろけるような味わい
具体的に解説していきます。
脂がきめ細かい
上述の通り、神戸牛はA4以上となっているので、脂身がきめ細かいのが特徴です。
そのため、肉自体がとても柔らかく舌触りが良いです。
特有の甘さがある
神戸牛は牛肉生産の本場である関西で飼養されており、特有の甘みがあります。
ほどよい飼養期間の長さと良質なえさ、飼養管理がされている場合、肉全体に甘みがいきわたります。
上質な飼養技術がなせる神戸牛ならではの甘みといえるでしょう。
融点が低く、口の中でとろけるような味わい
融点が低く、口の中でとろけるような味わいがあるのも神戸牛の特徴です。
神戸牛の脂肪融点は14℃とも言われており、口の中でとけるような食感です。
食べるというよりも味わうという感覚に近いでしょう。
神戸牛の口コミ
神戸牛の口コミを調べたところ下記の通りの評判でした。
霜降り模様の大変美しい神戸牛を、鉄板焼きで食べました。
初めて食べたときの一口目の感想は、「甘い!!」
肉の脂が甘いなんて当時のわたしは知らなかったので、そのことだけで本当に驚きました。また、その身の柔らかいこと。スジを飲み込むために、いつまでも噛み続ける、なんてことをしなくても良いんだな…という、普段食べている肉との対比にもびっくりしました。
ただ、良い牛肉は、重い(笑)ロース一枚なんて普段はぺろっと食べてしまうのに、この時は半分くらいでもういいかな〜と思ってしまいました。これはお上品にすこーしだけ味わうのが乙なのかもしれないなと思いました。
神戸牛の特徴はその脂身の甘さにあります。
このように神戸牛の甘さにびっくりするという人もかなり多いでうS。
兵庫県に旅行に行ったときに、旅館の夕食で神戸牛が出ました。ステーキでした。神戸牛というだけで部位などは不明です。熱々の鉄板で自分で焼くタイプの食事スタイルだったのですが、妊娠中のためしっかり中まで火が通るように焼いても、とても柔らかく食べられました。神戸牛のお肉のそのものの味は、正直言って他のものと大差ありませんでした。ステーキソースがにんにく風で美味しかったです。ただ、とても柔らかかったのが印象的でした。
神戸牛は柔らかさも最大の特徴の一つ。
融点が低く、口の中でとろけるような味わいとなります。
しかしながら、神戸牛もそうですが、高級牛肉はあまり焼き過ぎると美味しくなくなります。
ほどよい焼き加減で召し上がっていただくのが一番と言えるでしょう。
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