神戸牛

松阪牛と神戸牛の違いとは?味・価格・育て方をわかりやすく徹底解説!

牛肉太郎

「松阪牛と神戸牛って何が違うの?」「どっちが高い?」「美味しいのはどっち?」と疑問を持っている方に向けて、この記事では味の特徴・価格の違い・育て方の違いをわかりやすくまとめました。

どちらも黒毛和種で、日本三大和牛に数えられる高級和牛ですが、それぞれが目指している“美味しさ”やブランドとしての考え方に違いがあります。

どちらも黒毛和種だが、育てられ方と基準に差がある

項目 松阪牛 神戸牛
種類 黒毛和種(未経産雌牛限定) 黒毛和種(去勢・雌どちらも対象)
素牛 但馬牛(兵庫県)を含む各地の子牛 兵庫県産の但馬牛限定
飼育地 三重県松阪市および周辺13市町 兵庫県内の指定農家
認定条件 松阪牛個体識別管理システム登録・未経産雌牛 歩留等級A/B、肉質等級4以上、BMS No.6以上
認定団体 松阪牛協議会 神戸肉流通推進協議会

👉 松阪牛は未経産雌牛限定の厳選ブランドで、神戸牛は格付け・肉質重視の認定制度に基づくエリート牛という違いがあります。

関連記事:経産牛と未経産牛の味の違いについて解説! 牛肉の選び方を極める

違い①:味の違い【松阪牛=濃厚で繊細、神戸牛=甘く口溶け滑らか】

松阪牛の味の特徴

  • 脂の甘みが濃厚で、赤身のコクが強い

  • サシ(霜降り)は細かく、口溶けと香りに品がある

  • 「噛むほどに旨みが広がる」「上品な後味」と評されることが多い

神戸牛の味の特徴

  • 脂の融点が約17〜20℃と低く、口の中でとろける

  • サシが均一で、舌触りがなめらか

  • 赤身の旨みよりも“霜降りの軽さと香り”を楽しむタイプ

👉 松阪牛=赤身と脂の一体感、神戸牛=脂の質と口溶け重視という違いがあります。

違い②:価格の違い【松阪牛は希少性で高値、神戸牛はブランド力で高値】

ブランド A5等級 サーロイン100gの相場 備考
松阪牛 3,000〜7,000円 雌牛限定、取扱店も限られる
神戸牛 5,000〜8,500円 認定証付き・贈答向けが多い
  • 松阪牛は国内では絶大な人気を誇るが、海外でのブランドがやや落ちる

  • 神戸牛は「国内外でのブランド評価」が加味された価格設計

👉 牝牛好きならで選ぶなら松阪牛、知名度と贈り物なら神戸牛が選ばれています。

違い③:育て方の違い【肥育期間・管理体制・飼料が異なる】

項目 松阪牛 神戸牛
飼育期間 900日(約3年)以上が目安 約28〜32か月
飼料 独自配合飼料・ビール粕・焼酎かすなど トウモロコシ・ふすま・ビール粕など
飼育管理 一頭一頭の名前管理・ブラッシングなど JA指定農家による一元管理

松阪牛の農家では「一頭一頭に名前をつけて育てる」「ブラッシングして血行促進する」など、非常に手厚い管理と愛情肥育が徹底されています。一方で神戸牛は、肥育農家の統一管理・格付け審査による品質統一が重視されます。

実際に食べてみた体験談

松阪牛のサーロインステーキの体験談

楽天市場でA5等級の松阪牛サーロインステーキ(200g×2枚)をお取り寄せしました。
冷凍とは思えないほど綺麗な霜降りにまず驚き、箱を開けた瞬間から“高級感”が伝わってきました。

フライパンで軽く焼き上げると、上質な脂の甘みを含んだ香りが広がり、食卓の空気が変わるような感覚に。
ナイフを入れると、驚くほどスッと切れる柔らかさで、赤身と脂のバランスが理想的。

噛むごとに肉の旨味と甘みが溢れ、脂が重たくないのにコクがしっかりあるんです。

焼いたあとの脂で作ったガーリックライスもおすすめで、脂の甘みがご飯に伝わり、至高の一品に。

松阪牛はその“特別感”と“確かな美味しさ”で、大切な人と過ごす時間をより豊かにしてくれると実感しました。

神戸牛のサーロインステーキの体験談

先日、特別な日のディナーとして楽天市場でA5等級の神戸牛サーロインステーキ(200g×2枚)を取り寄せました。
届いた時点で、まず肉の美しさに驚きました。霜降りのサシが繊細で、まさに“芸術品”のよう。包装も丁寧で、まさにギフト仕様という印象でした。

焼き方はシンプルに塩だけでミディアムレア。口に入れた瞬間、脂が体温でスッと溶けて、驚くほどのやわらかさ
噛むというより“舌で感じる”という表現がぴったりで、脂の甘みと旨みが一気に口の中に広がりました

また、後味がまったく重くないのも神戸牛ならでは。霜降りはしっかり入っているのに、くどさがなく、いくらでも食べられそうな軽やかさが印象的でした。

個人的には「特別な日には松阪牛、ギフトや海外のお客様には神戸牛」という選び方がしっくりきます。

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まとめ

  • 松阪牛と神戸牛はどちらも黒毛和種を使用した高級和牛

  • 松阪牛は未経産雌牛限定で、香り・旨味・コクが濃厚

  • 神戸牛はサシの細かさ・脂の質・ブランド力で世界的評価

  • 育て方や肥育期間に差があり、それぞれが異なる美味しさを持つ

  • 用途や予算、好みに応じて“最上級の選択”が可能

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この記事の監修者:うしまる

北海道の元農協職員。15年以上、肉用牛農家の経営支援
ファイナンス設計・新規事業立ち上げを経験。
現在は「牛肉会」の編集長として、科学的かつ実務に基づいた牛肉情報を発信中。

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