日本三大和牛ランキング!最も美味しい牛肉はどれ?
最高級の牛肉の代名詞である和牛。
その中でも特に美味しいと呼ばれる牛肉が日本三大和牛です。
最高品質の脂でそれでいて、胃もたれしない肉質が特徴的です。
日本三大和牛に興味がある方なら
- 三大和牛って具体的になんのこと?
- 一番美味しい牛肉はどれ?
という点は疑問に思われるのではないでしょうか?
今回は日本三大和牛をランキング形式でご紹介していきます。
最高品質の和牛は他の牛肉と一線を画しています。
ぜひ一度食べてみてください!
日本三大和牛とはなに?
日本三大和牛は一般的に
- 松阪牛(まつさかうし)
- 神戸牛(こうべぎゅう)
- 近江牛(おうみぎゅう)
で呼ばれることが多いです。
ただし、明確な定義があるわけではなく、近江牛は下記の牛肉に代わるケースもあります。
- 米沢牛(よねざわぎゅう)
- 飛騨牛(ひだぎゅう)
これは近江牛が松阪牛や神戸牛と比較すると規定が甘く、品質が落ちやすいことから他の和牛を入れているからかと思われます。
今回はこの米沢牛と飛騨牛を加えて日本五大和牛という観点からランキング形式でご紹介していきます。
日本三大和牛ランキング1位 松阪牛
日本三大和牛ランキング1位は松阪牛です。
理由としては下記の通りです。
- メス牛の肥育牛であり、脂身が美味しい
- 厳選された血統の牛のみ飼養されている
- 限られた生産者のみがつくることができる
- 限定された地域のみで生産された牛のみが対象となる
つまり、限定された飼養方法により味が安定しているということです。
一般の黒毛和牛は同じA5でも味に差が出ます。
飼養期間を長くしたり、餌を工夫したり、血統を良くしたりなどいずれかに当てはまるだけで、A5がでます。
そのため、A5の中には味があまり良くない牛肉もあります。
松阪牛は上記のすべてにこだわりを見せているため、独特のうま味や脂身がでます。
味の特徴としては
- メス独特の柔らかい脂肪分で、融点が低い
- 舌の上で溶けるような味わい
- 細かい脂身が全体にいきわたっている
という点です。
食べるというよりは舐めるといった感じでしょうか。
脂に旨みが凝縮されており、まさに和牛の王様に等しい味を提供している松阪牛をランキングトップにしました。
※豆知識
松阪牛の中でもランクがあり、
- A5ランクの牛を「金」
- A4ランクの牛を「銀」
- 900日以上飼養された雄牛を「特産松阪牛」
と呼ばれます。
日本三大和牛ランキング2位 神戸牛
日本三大和牛ランキングの2位は神戸牛です。
- 脂の質であるBMSが6以上「A-4」以上であり、肉質が保証されている
- 限られた生産者のみがつくることができる
- 限定された地域のみで生産された牛のみが対象となる
- 28か月以上の月齢のみが適用
が理由です。
松阪牛に負けず劣らず人気なブランド牛肉が神戸牛です。
松阪牛と異なる点は
- 飼養されている牛が去勢とメス両方ある
- 肉質が固定されているため、松阪牛よりも脂の質が良い可能性が高い
という点です。
どちらも味という点ではほぼ変わりないですが、松阪牛の方がメスを利用している分脂の質が良く、美味しいというのが個人的な感想です。
とはいえ、赤みの味は神戸牛
日本三大和牛ランキング3位 米沢牛
ランキング3位は米沢牛です。
米沢牛の特徴は
- メスの肥育牛であり、脂の質が良い
- 肥育期間が長めの32か月であり、肉全体にうまみがいきわたっている
- 肉質等級が3以上「A-3以上」
- 限定された生産者のみが生産できる
という点です。
松阪牛や神戸牛と比較しても負けず劣らずの味を提供しているのがこの米沢牛です。
メス独特な脂身の良さと長め飼養期間により、質の良い脂身が出来上がります。
味の特徴は
- メスによる脂の良さと長めの飼養期間による旨みが肉全体にいきわたっている
という点です。
個人的にはこの米沢牛までを日本三大和牛としたいところです。
日本三大和牛ランキング4位 飛騨牛
ランキング4位は飛騨牛です。
飛騨牛は
- 岐阜県で長く生産されている
- 肉質等級が3以上である。(A-3以上)
- 14か月以上飼養されている
が特徴です。
ランキングトップ3の牛肉と比較すると定義が甘めのため、ブランド牛の中では味に差があります。
安定した美味しい牛肉を食べたい!という場合はやはりランキング3位までの和牛を購入されることをおすすめします。
とはいえ、岐阜県は和牛を育てやすい地域なので、程よい脂身が脂身がいきわたります。
日本三大和牛ランキング5位 近江牛
ランキング5位は近江牛です。
定義が
- 滋賀県内で最も長く飼養された牛
のみです。
近江牛は対象牛が非常に多いため、果たしてブランド牛といってよいものかという疑問があります。
日本三大和牛に近江牛が入ることがありますので、ランキングに入れましたが、はっきり言って普通の黒毛和牛と味は大差がないと思います。
まとめ
今回は日本三大和牛をランキング形式にしてご紹介していきました。
ポイントは
- 松阪牛は融点の低さが特徴で、とろけるような味わい
- 神戸牛は安定した脂身の良さが楽しめる
- 米沢牛は肉全体にうまみがいきわたりやすい
- 飛騨牛は肉質が安定しているが、トップ3と比較するとやや落ちる
- 近江牛はブランド牛というにはやや心もとない
という点です。
本記事を参考にぜひ好みのブランド牛を見つけてみてください。
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