部位の解説

牛肉のブリスケとマエバラはどこの部位?味の特徴や調理方法は?

牛肉太郎

ブリスケとは、牛肉の中でも特に旨味が豊かな部位として知られています。
その濃厚な味わいから多くのファンを持つこの部位は、リーズナブルな価格帯でありながらも希少性が高いため、熱心な肉好きには外せない存在となっています。
この記事では、ブリスケの部位の位置や特徴、そしておすすめの調理方法について詳しく解説していきます。

ブリスケはどこの部位?マエバラと意味は同じ

ブリスケは、牛の前脚の内側、具体的には胸のあたりの部位で肩バラ肉の一部とされています。
英語で「brisket」と呼ばれるこの部位は、アメリカでのバーベキューでは定番として知られています。
英語ではブリスケットなので、そのまま日本語でも「ブリスケ」と呼ばれています。
ブリスケは筋肉が良く動く部位なので、脂が少なく、赤みが多い部位となっています。

ブリスケは「マエバラ」と呼ばれることもあります。
バラ肉の前の方に位置していることからこのような呼ばれ方をすることもあります。

ブリスケという名前は主に関西地方で使われており、関東では「肩バラ」という呼び名が一般的です。このような地域差もブリスケの魅力の一つと言えるでしょう。

ブリスケの味や食感の特徴

ブリスケは上述の通り、牛の体の中でも頻繁に動く部位に位置するため、肉に厚みがあり、赤身が多いことが特徴です。
ブリスケの主な特徴は下記の通り。

  • 赤身肉
  • 食感は固めで、きめが細かい
  • 旨味は非常に濃く、コラーゲンが多い
  • 全体としては固めで柔らかい部分はあるものの、その部位限られている

 

ブリスケのおすすめの調理方法

ブリスケは多様な料理、特に焼肉やすき焼き、しゃぶしゃぶといった日本の代表的な料理で美味しさを堪能することができます。
おすすめの調理方法は下記の通り

  1. 焼肉: ブリスケの美味しさをダイレクトに感じることができる焼肉。塩だれやワサビ醤油でさっぱりと味わうのがおすすめです。
  2. すき焼き、しゃぶしゃぶ: 薄切りにして、ロースやもも肉と同じようにすき焼きやしゃぶしゃぶで楽しむことができます。
  3. カレーやシチュー: ブリスケは煮込むとその旨味が増し、カレーやシチューの具材としても最適です。

ブリスケやマエバラの脂は比較的固めで火が通りにくいため、脂身が多い部分は焼き時間を長めにすることが調理のポイントです。

まとめ

今回はブリスケの部位の位置や特徴、そしておすすめの調理方法について解説してきました。
ポイントは下記の通り。

  • ブリスケは牛の前脚の内側、胸のあたりの部位であり、肩バラ肉の一部とされる。
  • 関西では「ブリスケ」、関東では「肩バラ」と呼ばれる。
  • 動きの多い部位のため赤身が多く、食感は固めで、きめが細かい。
  • 旨味は非常に濃く、コラーゲンが多い。
  • 調理方法としては焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ、カレーやシチューなどがおすすめ。
  • 脂身が多い部分は焼き時間を長めにとることがポイント。

ブリスケは、その特徴的な味わいと食感から多くの肉好きに愛される部位です。リーズナブルな価格でありながらも希少性が高いため、美味しい肉料理を楽しみたい方はぜひ試してみてください。

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