サーロインとリブロースのカロリー比較|ヘルシーに楽しむ牛肉の選び方

牛肉を食べるときに多くの人が気にするのが「カロリー」。
特に人気の高い部位である「サーロイン」と「リブロース」は、ステーキや焼肉、ローストビーフなどに使われる定番部位ですが、実はそのカロリーや栄養成分には違いがあります。
本記事では、サーロインとリブロースの部位ごとのカロリー比較や脂質・たんぱく質の違い、ダイエット中に選ぶべきポイントを詳しく解説します。
サーロインとリブロースの基本情報
まずはそれぞれの部位について簡単に整理しましょう。
サーロインとは?
サーロインは、牛の腰部分にある部位で、柔らかく脂の甘みが強いのが特徴です。名前の由来は「サー(Sir)」+「ロイン(腰肉)」で、かつてイギリス王が「サー」の称号を与えたほど美味とされていました。
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特徴:霜降りが入りやすく、旨味とジューシーさが強い
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用途:ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ローストビーフ
リブロースとは?
リブロースは肩ロースとサーロインの間にある部位で、牛肉の中でも特に厚みと霜降りのバランスが良く、濃厚な風味があります。
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特徴:脂が多めでコクのある味わい、見た目にも豪華
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用途:ローストビーフ、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ
サーロインとリブロースのカロリー比較
下記は、皮下脂肪なしの状態で計測された100gあたりの栄養成分です。(参照:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)
和牛
部位 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 |
---|---|---|---|
リブロース | 502 kcal | 10.3 g | 54.4 g |
サーロイン | 422 kcal | 12.9 g | 42.5 g |
🟡 リブロースの方が80kcal以上高く、脂質も約12g多いという結果に。
ホルスタイン(乳用肥育牛)
部位 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 |
---|---|---|---|
リブロース | 351 kcal | 15.0 g | 33.4 g |
サーロイン | 253 kcal | 18.4 g | 20.2 g |
🟢 ホルスタインは全体的にカロリー・脂質が少なく、たんぱく質が豊富。
交雑牛
部位 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 |
---|---|---|---|
リブロース | 438 kcal | 13.6 g | 45.2 g |
※交雑牛は今回、サーロインのデータがないためリブロースのみ掲載。
どちらがダイエットに向いている?
🔻おすすめ:ホルスタインのサーロイン
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カロリーが253kcalと牛肉の中でもかなり低め
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たんぱく質18.4gは筋肉維持にも最適
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脂質がわずか20.2gと控えめ
💡赤身が多く、ボディメイクや糖質制限中にも適した部位です。
🔺控えたい:和牛のリブロース
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500kcalオーバーで脂質が54.4gと突出
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味は絶品だが、日常的には不向き
サーロインとリブロースの使い分け例
目的 | おすすめ部位 | 理由 |
---|---|---|
ダイエット | ホルスタイン サーロイン | カロリー・脂質が少なく高たんぱく |
特別なごちそう | 和牛 リブロース | 脂の甘みと旨味が濃い |
コスパ重視 | 交雑牛 リブロース | 和牛ほど高くないが味も満足感あり |
脂質を減らす調理の工夫
同じ部位を使っても、調理の仕方でカロリーは大きく変わります。以下の方法で、脂質を抑えながら美味しく食べられます。
-
グリルやオーブンで余分な脂を落とす
-
焼いた後にペーパーで脂を吸い取る
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脂身をカットしてから調理する
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野菜と一緒に摂って満足感を高める
カロリー以外の栄養価にも注目
カロリーや脂質だけでなく、牛肉は健康的な栄養素が多く含まれています。
牛肉に含まれる主な栄養素
栄養素 | 効果 |
---|---|
鉄分 | 貧血予防、疲労回復 |
亜鉛 | 免疫力アップ、味覚維持 |
ビタミンB群 | エネルギー代謝、脳の健康 |
クレアチン | 筋肉パフォーマンス向上 |
脂が多い部位でも、これらの栄養素を摂れるという意味では「完全に避ける」のではなく、「量と頻度を調整する」ことが賢い食べ方です。
よくある質問(FAQ)
Q1:サーロインとリブロース、どちらが高いですか?
A:一般的にサーロインの方がやや高い傾向にあります。しかしながら、サーロインとリブロースを同じ価格で提供しているケースも少なくありません。
Q2:脂身をカットするとどのくらいカロリーは減る?
A:脂身を取り除くことで、100gあたり約100kcal~200kcal程度減らすことができます。
Q3:ダイエット中でも牛肉は食べていい?
A:もちろん可能です。赤身を選び、調理法に気を付ければ、良質なたんぱく質と鉄分を効率よく摂取できます。
まとめ|サーロインとリブロース、目的に合わせて選ぼう
サーロインとリブロースはどちらも人気の牛肉部位ですが、カロリーや脂質の面ではわずかな違いがあります。以下のように目的に応じて選ぶのがおすすめです。
目的 | おすすめ部位 | 理由 |
---|---|---|
ダイエット中 | 赤身サーロイン | カロリーと脂質が控えめ |
コクを楽しみたい | 和牛リブロース | 脂の旨味と濃厚さ |
たんぱく質を摂りたい | 赤身サーロイン or リブロース | 高たんぱくで栄養バランス良し |
健康や体型を気にしつつ、上手に部位を選んで牛肉を楽しみましょう。
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