2024.09.06

サガリはダイエットに適している？それとも太る？解説します

牛肉太郎

サガリは焼肉メニューで人気の部位で、柔らかくてジューシーな味わいが特徴です。
しかし、ダイエット中の方にとっては「サガリは食べてもいいのか？」「太る原因になるのか？」と気になるところでしょう。
そこで今回は、サガリがダイエットに適しているか、それとも太る原因となるのかについて詳しく解説します。

サガリとは？

サガリは牛の横隔膜の一部で、一般的にはハラミと混同されることが多い部位です。
実際にはハラミとサガリは異なる部分で、サガリはハラミに比べて筋繊維が細かく、さらに柔らかい食感を持っています。
また、ハラミと同様に内臓肉（ホルモン）の一種でありながら、赤身肉として扱われることが多いのも特徴です。
そのため、内臓肉でありながら、風味が強すぎず食べやすいとされています。

しかしながら店によってはサガリとハラミは同じ部位として提供しているケースもあります。
それほど似ている部位であるといえるでしょう。

サガリの栄養素

ダイエットを考える上で、まずはサガリに含まれる栄養素を知ることが重要です。
以下は、100gあたりのサガリの一般的な栄養成分です。

カロリー: 約200 kcal
たんぱく質: 20g
脂質: 15g
炭水化物: 0g
鉄分、ビタミンB群、亜鉛など

サガリは、たんぱく質が豊富で、脂質も適度に含まれています。
炭水化物が含まれていないため、糖質制限をしている方にとっても適した食材といえるでしょう。

サガリはダイエットに適している理由

ダイエット中の食事には、カロリーと栄養バランスが重要です。では、サガリがダイエットに適している理由を見ていきましょう。

1. 低カロリーかつ高たんぱく質

サガリは、肉類の中では比較的低カロリーでありながら、高たんぱく質です。
たんぱく質は筋肉を維持するために必要不可欠な栄養素であり、ダイエット中に筋肉量を保つことは基礎代謝を高め、脂肪燃焼を促進するのに役立ちます。
特に、ハラミと同様にサガリは脂肪分が少ない部位であるため、ダイエット向きの肉として注目されています。

2. 食べ応えがある

サガリは、赤身肉に分類され、噛むと程よい弾力が感じられるため、満腹感を得やすいです。
ダイエット中は食事量を制限することが多いため、少量でも満足感を得られるサガリは、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。

3. 栄養価が高い

サガリは、たんぱく質の他にも、鉄分やビタミンB群、亜鉛など、体に必要な栄養素を多く含んでいます。
特に鉄分は、血液を通じて酸素を運び、代謝を活発にする役割があるため、ダイエット中の体調維持にも役立ちます。
ビタミンB群はエネルギー代謝を助け、脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。

4. 糖質制限ダイエットに適している

サガリは糖質をほとんど含まないため、糖質制限ダイエットに非常に適しています。
炭水化物を控えつつも、たんぱく質や必要な栄養素を補うことができるため、ダイエット中の食事として安心して摂取できます。

サガリは太る原因になるのか？

サガリはダイエットに適しているといえる一方で、食べ方によっては太る原因にもなり得ます。以下は、サガリが太る原因となる可能性があるポイントです。

1. 調理方法に注意

サガリ自体は比較的低カロリーですが、調理方法によってはカロリーが増加します。
例えば、油を大量に使って焼いたり、脂肪分の多いソースやタレをかけて食べると、その分カロリーが増えてしまいます。
ダイエット中にサガリを食べる場合は、なるべくグリルや蒸し焼きなど、油を控えた調理方法を選びましょう。

2. 食べ過ぎは禁物

サガリはダイエットに適している部位ですが、食べ過ぎれば当然カロリーオーバーになります。
たんぱく質が豊富なサガリですが、脂質も一定量含まれているため、一度に大量に食べるとダイエット効果が薄れる可能性があります。適量を守りながら摂取することが大切です。

3. 一緒に食べる付け合わせに注意

サガリ自体は低カロリーでも、サイドメニューや付け合わせによっては全体のカロリーが増えることがあります。
例えば、白米や脂っこいサイドディッシュ、カロリーの高いソースを組み合わせて食べると、ダイエットに逆効果になる可能性があります。
付け合わせにはサラダや蒸し野菜など、低カロリーで栄養価の高いものを選ぶようにしましょう。

まとめ

結論として、サガリはダイエットに適している部位と言えます。
低カロリーで高たんぱく質、そして脂肪分が控えめでありながら食べ応えがあるため、ダイエット中でも満足感を得やすい食材です。
ただし、調理方法や食べる量に注意し、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

ダイエット中でも美味しい食事を楽しみながら、健康的な体を目指しましょう。